『もっと!冒険する社内報』

社内でメールマガジンを発行しているので、
ふと惹かれて社内報に関連する本を読みました。

『もっと!冒険する社内報』
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4901491695/

この本よかったです。
社内報担当じゃなくても、参考になります。
社内SNS運用にも使える考え方がいっぱいありました。


本は、リクルートでずっと社内報を担当されていた、
福西さんという方が書かれたものです。
最初は秘書をしていた人ですが、
社内の組織と社内の人を一番知っているという理由で
当時の社長に突然任命されて社内報担当になりました。


最初は、一番社内に詳しくなろうと、
社員全員のプロフィールを覚えたり、
夜に日本マスコミ学校という専門学校に通ったり。
偶然出会った仕事ですが、自分にできることは何かを
すごく考えて、社内報コンクールで何度も最優秀賞を
獲得するような社内報を作ることができるようになりました。


印象に残ったことはいろいろあるのですが、
2つ取り上げてみようと思います。

社内パソコン通信ネットワーク

1987年にリクルートでは、社内報編集室が企画運営して、
社内パソコン通信ネットワークを作ったそうです。
もう20年も前。まだパソコンが一般に普及していない時代ですよね。
その当時のフォーラム(掲示板)やコーナー(電子会議)の例も載っていますが、
現代の社内SNSそのものに見えます。
このシステムはバージョンアップもされ、順調に利用者を伸ばしたようです。
利用者拡大のキャンペーン内容は、運用中のSNSで試してみたいなと思いました。
 

社内の風土を作る

この本では、
「社内報が企業風土を変える、つくる」というのを明言しています。
あるページにその文章が書いてありますが、
本全体を読むとその意味がすごくよくわかります。
今やっている社内活動につながるなぁと思って、
私もみんながこの会社いいなって思える風土を作る小さな力になれればと思いました。