自然を満喫 デイキャンプ

今日は高尾の近くの「夕やけ小やけふれあいの里」でのデイキャンプに参加しました。
http://www.hachioji-kankokyokai.or.jp/yuyake/yuyakekoyake.htm

主催は前に通っていた英語教室関係の人達。
昨年10月にも同様のイベントをしてくれていて、
今回2回目の参加でした。

あいにく途中で雨に降られてしまったけど、
雨にぬれた新緑もまたきれいで、
一日たっぷりと自然を感じてきました。

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朝9時半に集合、でも私は9時には現地についてしまいました。
でも、もう主催者の人達が来ていて、ちょっとだけ準備のお手伝い。
そして9時半にみんなで集合し、イベント開始です。


まずは広場に行って、準備体操、自己紹介、
そしてアイスブレークのゲーム。

去年もやった人間知恵の輪でした。
去年は私のチームは解けなかったのですが、今回は成功。
もう1つのチームは失敗でした。
でも失敗するぐらいの方が盛り上がって楽しいのかも。

次は、春の生き物あて、リレーゲーム。
目的は春の動植物5種類をあてるクイズ。


あてるためのヒントはカードに書いてあり、
広場のまんなかに裏返しに置かれています(20枚くらい)。


4,5人で1チームになり、チームごとにまず1人が
走ってカードを取りに行きます。
適当にとって戻ってきたら、カードを表に返してヒントを読みます。


そこには、春にちなんだ動植物に関する説明が載っています。
ただし、そのものを簡単に説明する文章ではなく、
豆知識的なあまり知らないことが書いてあったりします。
(平家の家紋とか、2000kmくらい飛ぶとか)。

1つ拾っただけじゃ全然わからないので、チームごとにリレー形式で
カードを何度も拾ってはヒントをあつめ、
最終的に5種類をあてます。


ヒントの内容が知らないことであることも多く、
さらに、これが虫のことなのか鳥のことなのか分からないという
ことも起こり、なかなか難しかったです。


ちなみに平家の家紋は蝶。2000km飛ぶ種類があるのも蝶です。
最初2000km飛ぶのは鳥かと思って、なかなか話がつかめなかった。。


その後は調理実習。
去年もやったバーベキューですが、去年は網で今年は鉄板。
食材は東京産のもの(たまにどうしても見つからないものは関東のものとかもあり)。
野菜やキノコは日光浴させてから使います。


野菜はオリーブオイルと塩のみの味付けでも
あまかったりしてすごくおいしくて、東京Xという豚肉もおいしいし、
あっというまにおなかいっぱい。
よく食べました。


午後1のアクティビティはやっぱりお昼ね。
今日はちょっと寒かったけれど、ちゃんと寝ました。


目が覚めたら次は山の中へ。
探し物ビンゴをしながら上がっていきます。


ふわふわしたものとか、渦巻状のものとか、
シャイな草花とかオレンジ色のものとか、
そういうキーワードを書いた紙を1人ずつ持って、
それぞれのキーワードにあう自然のものを探していきます。


小さくて、下向いてかわいく咲いている花をこれシャイだねと言ったり、
わらびみたいなシダを見つけて、これが渦巻きといってみたり、
小さな紫の花の、花の中にオレンジ色を発見したり。
12種類全部見つけました。

普通じゃきっと気付かないことも、
こういうの見つけようと思ってみていると
どんどん見つかるものです。

(ちょうど今やっている編集学校の話と同じだと思いました。
ものを見るフィルターの勉強をしていて、
フィルターがあることで、より見えるようになるものがある。
フィルターって普通に考えたらそぎ落とすためのものに思えるけど、
逆に見つけるのに役立つんですよね)


その次にやったのが、なんとかくれんぼ。
大人になってからはそうそうやらないですよね。
今回は見つける人はハンターと呼びます。
ハンターは切り株に腰掛けて、そこに坐った状態で獲物を見つけます。

獲物はかならずハンターを確認できる場所で隠れなければなりません。


でもこれはかなり獲物側有利。
ハンターはなかなか見つけられませんでした。
ちょっとした草の陰とかで、隠れてるほうからはハンターがちゃんと
見えてても、ハンター側からはなかなか見つけられないようです。
隠れるときは、かなり草木と一体化していて、
こんな目の前に葉っぱがというような状態でしたが、
それが意外と気持ちよかったです。


この後、ホットカルピスと日向夏で一休み。
とおもったら、
このあたりからだんだん雨がひどくなってきました。


もうちょっといけるだろうということで、
次はヒノキ林へ。ここは雨が比較的しのげます。

ここでは、地面に寝転がってはやしを見上げました。
写真はそのときのものです。
真上、横、そして地面近く。

静かな場所で、自然に溶け込んだ感じがします。


私はこの場所がけっこうすきで、一番好きだったのは、
地面に枝がいっぱい落ちていて、歩くと
パチパチ割れる感覚でした。




そのあとは山を下ります。
このアクティビティは「芽吹きの小道」。
小冊子に風景と一緒に楽しむ詩が書いてあったり、
深呼吸してみてと書いてあったり。
2人か3人一組で、降りている間は一言もしゃべらず、
身振り手振りで自分が見つけて人に見せたいものを伝え合うというのも
一緒にやりました。山登りの時も見つけたまむし草(食虫植物じゃないけど、それにちかいもの)を何回もみつけたり、星型に見えるような花があったり、
雨にぬれた木々がきれいだったり、向こうの山の濃い緑や薄い緑の
景色がきれいだったり。

ゆっくりゆっくり楽しみながら降りてきました。


雨も雨で楽しめた、自然と過ごす一日でした。